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放射線部門設備機器概要

MRI(磁気共鳴断層撮影装置)磁場と高周波による全身の断層撮影診断装置

当院のMRIはオープンタイプの為「トンネルタイプのMRI」では圧迫感があって検査ができなかった「閉所空間に弱い方」でも検査が可能なタイプです。脳の小さな病変が見つけやすく、頚椎や腰椎ヘルニア等の診断、膝関節等の軟部組織の描出が得意分野です。また薬を使用しないで脳の血管や胆のうや胆管を描出できます。X線検査(レントゲン撮影)でも映らないレベルの骨の挫傷の描出ができます。早期の脳梗塞の描出に優れた「拡散強調画像」も頭部ルーチン検査に組み込んであります。

MRIによる頚部動脈検査画像


CT(コンピューター断層撮影装置)X線による全身断層撮影診断装置

   脳卒中の診断にはかかせません。また腹部や肺野が得意分野です。
2013年9月には大腸CT検査が可能で、被ばく線量低減化ソフトの入った最新のCTを導入しました。従来の「断層撮影」から「容積撮影」が基本となり、任意の断面による診断画像の作成が可能となりました。また血管造影検査がCT血管造影(CTA)に置き代えることができて通常の動脈血管造影検査に比較して体への負担が小さくなりました。矢印は下肢動脈欠損部分

  

CR(デジタルX線撮影システム)

X線診断のために最適な画像が提供でき、またデジタルデータのため保存・呼出比較・複写・通信転送にすぐれ院内外の医療連携にも貢献できます。



マンモグラフィ(乳房専用X線撮影診断装置)

乳腺画像最新鋭のドイツ シーメンス社のマンモグラフィ専用に作られた撮影装置で、乳がん診断に欠かせない微細石灰像の描出や高コントラストのプリントで腫瘍等の描出に威力を発揮しています。

※放射線科技師全員が乳がん検診精度管理中央委員会主催の講習会終了済みです。
※ 乳がん撮影システムの精度管理は毎日徹底されています。

デジタル透視撮影装置

胃透視や最近多い注腸(大腸のバリウム検査)を中心としながら腎臓尿管の造影検査等各種透視下の検査を行います。

 胃透視画像

オステオアナライザー(骨密度測定装置)

腕を10数秒間置くだけで、全身の骨の状態を把握する測定装置です。骨そしょう症の予防や治療に欠かせない診断装置です。



Cアーム(外科手術用X線透視撮影装置)

おもに整形外科での手術に使用されます。特に股関節手術での手術精度を高めます。


フィルムレスPACSの導入(2010年)

当院のすべての検査画像をデジタル化して高性能の医療モニタで診るフィルムレスのシステムになりました。画像診断用にはマンモグラフィ読影も可能な世界トップレベルの15M相当モニタ(5Mモニタのサブピクセルの活用で)を配置して検査画像を診ることが可能なシステムになっています。また全科および病院内のほぼすべての部署に高性能医療用モニタを配備し患者さんの現在・過去および様々な画像データを瞬時に表示できるため、総合的な画像による診断が可能になり、診断力が高くなることで患者さんへの適切な診断治療に役立ちます。

オーダリングシステムの導入(2014年)

スムーズな検査予約が可能となりました。

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